英語圏の2024年の流行語は「brain rot(脳の腐敗)」でした。
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https://en.wikipedia.org/wiki/Word_of_the_year#Oxford
インターネット文化において、脳腐敗(またはブレインロット)とは、質や価値が低いとみなされるインターネットコンテンツ、またはそれによって引き起こされると考えられる否定的な心理的・認知的影響を指します。
「特に、取るに足らない、あるいは挑戦的ではないとみなされる素材(現在では特にオンラインコンテンツ)の過剰消費の結果として見られる、人の精神的または知的状態の想定される悪化」と定義
無意味な投稿を延々と見てしまうというSNSの中毒性は、世界中で社会問題になっています。
冷静になって客観的にみれば、過剰なほどの長時間にわたってSNSをみている間、何も生み出すことはなく、むしろ気力も体力も削ぐしかありませんし、あれほど人生の浪費はないでしょう。
そのため、最近はオーストラリアで未成年者のX利用が禁止されましたし、SNSに対する規制が世界的に拡大しつつあるように感じます。
だから、この「脳の腐敗」のニュースを聞いたとき、正直、心が震えました(怖かったです)。
SNSの功罪は知ってるつもりでしたが、いつの間にかSNSの「簡単で便利」というメリットばかりを受け取ることにしか目を向けず、「楽な環境で脳がドーパミンを放出し続ける」というデメリットを忘れかけてました。
というのも、普段「息抜き」の時に、何気にX(旧Twitter)を覘くことが多く、その時は「5分だけ」と思うのですが、いつの間にか20~30分過ぎてることもあるからです。汗
ホント気を付けねば!です。
なぜなら、過ぎた時間は帰ってこないし、「時間=寿命」ですからね。
一方、日本の2024年の流行語大賞は「ふてほど」でした。
これを聞いたとき、正直「?」でした。
なんのこっちゃ?
そう思ってググると、「不適切にもほどがある!」というテレビドラマとのこと。
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不適切にもほどがある!
宮藤官九郎作品は好きです。
笑って、笑って、そして考えさせられるストーリーの作品ばかりですから。
そして、この「不適切にもほどがある!」も傑作作品だったと思います。
でも、このドラマの放映時に「ふてほど」なんてワード、耳にしたことありません。
いつ、こんな言葉ができたの?
何でもかんでも簡略して、どーよ?
・・・こんな風に文句言っちゃうのは、老化の始まりなの?汗 www