親しくさせてもらっているランナーの方から教えてもらいました。
何かというと、「バナナ」と「羊羹」は、ランナーにとってパフォーマンスを左右するエネルギー補給の食べ物だけど、状況によって適性が違うということです。
わかりやすく言うと、マラソン前後は「バナナ」が、マラソン中は「羊羹」がそれぞれ効果的なんだとか。
というのも、バナナには単糖類(ブドウ糖、果糖)から少糖類(ショ糖、オリゴ糖)、多糖類(食物繊維、デンプン)まで幅広い糖質が含まれていて、速やかなエネルギー補給ができる食べ物。
また、BCAA(分枝鎖アミノ酸)やカリウム、ビタミンB群が豊富で、筋肉のエネルギー源や疲労回復に適していて、さらに消化が良くて胃腸への負担が少ないから、マラソン前後に適しているとのことです。
一方、羊羹は炭水化物が豊富で、少量でも高いエネルギーを摂取できて、特に長時間の持久系運動では効率的に糖質を補給できるのが特徴だとか。
また、ビタミンB群やカリウムなども含まれており、疲労回復や筋肉ケアにも役立つし、大半のものが個包装されているから持ち運びやすく、マラソン中でも簡単に食べられるのが便利ということ。
確かに言われてみたら、マラソンのレース会場では、スタート地点のエイドにはバナナが山ほど準備していただいてるし、コース上のエイドでは一口羊羹をよく目にします。
またひとつ勉強になりました。
そうは言っても、マラソン中のエネルギー補給に、やっぱり「エナジージェル」は欠かせませんよね。
(手軽だし、のどに引っかからずにスルっと食べれるから)