好物のひとつが粉モンです。
だから、お好み焼きで白ご飯を何の抵抗もなく食べます。
そのお好み焼きに欠かせないのが「キャベツ」
キャベツはお好み焼きの基本中の基本で、千切りやみじん切りにして生地に混ぜ込むことで、シャキシャキとした食感と甘みが生まれます。
また、キャベツは生地の水分バランスを整えてふんわり仕上げる役割もあります。
お好み焼きのフワフワ感を出すのは、キャベツというより、生地に加えるすりおろした長芋や山芋という人もいますし、メレンゲ状に泡立てた卵白を加えることという人もいます。
でも、キャベツは、粗く刻むことで葉と葉の間に空気が入りやすくなり、その空気がふわふわ感を生み出す大きな要因となります。キャベツのシャキシャキとした食感とともに、生地の中に含まれる空気が軽やかな食感を作り出すため、キャベツ自体がフワフワ感のキーポイントと言えます。
さらに、春キャベツのように葉が柔らかい旬のキャベツをたっぷり使うと、よりふわっとした食感と食べ心地の良さが増します。
ということで、お好み焼きにはキャベツが欠かせないわけですが、そのキャベツがかなり安価で手に入るようです。
(この値段だと、逆に生産者の方を心配しますw)
4ヶ月前はキャベツ千円で国民生活は限界だったけど今日78円で売ってた https://t.co/zDI2TE17pn pic.twitter.com/UqIX5bdmsl
— Yasushi.w (@WasaYasushi) May 26, 2025
さて、お好み焼きと言えば、ビールを連想する人が多いのでは?
私の場合、1杯目はやっぱりビールですが、お代わりはワインがおすすめです。
キャベツの持つ自然な甘みやシャキシャキとした食感は、ワインの果実味や酸味とよく合うからです。特にお好み焼きにかけるソースはトマトや玉ねぎ、りんごなどの野菜や果物が原料で、甘味と酸味が豊かなので、これらがワインと合う大きな理由です。
ちなみに、キャベツをたっぷり使う広島お好み焼きだと、赤ワインがベストかなと思います。
赤ワインの果実味が濃厚で、ソースの甘みやコクとよく合い、キャベツの甘味とも調和しやすいから。特に渋みが強すぎず果実味が豊かなカリフォルニアのジンファンデルやピノ・ノワール、スペインのリオハのテンプラニーリョがおすすめです。
もし、赤ワインよりも白ワインがお好みなら、フレッシュな酸味が強いものよりも、熟したフルーツの風味が感じられるものや酸化熟成を意識したスタイルがいいかも?(例えば、ボルドーのセミヨン)