対馬の海に沈む 映画化

メディア

 

最近、読む本のキッカケになるのはSNSの投稿が多いです。

「ものすごい本だ!」と入れ替わり立ち替わり絶賛しているのを目にして、これは買わないといけないw

そう観念して手に取ったのが「対馬の海に沈む」

 

この本の世界を映画化したら、アタルはず!

そう思わせる傑作でした。

 

JA対馬で実際に起きた横領事件と、JS対馬のトップ営業マン西山の不審死。とても一人で着服できる金額でないのに、裁判でも報道でも不審死した西山の単独犯行で処理。

そんな状況に納得できない著者が執念深く取材を重ねて、事件の真相に迫っていくというのがザックリした内容です。

 

事なかれ主義、ムラ社会、隠ぺい体質、仲間への思い・・・

そんなあらゆる要素が詰まった本です。

 

これって、日本のどこでも目にする状況ではないでしょうか。

だから、すごく本の世界に入り込んでしまうし、読む人はそれぞれの頭の中で映像化(映画化)してしまうはずです。

 

そんな内容の重さやページの分厚さにもかかわらず、急き立てられるように読んでしまうのが「対馬の海に沈む」

 

悪とは?

善とは?

これが、この「対馬の海に沈む」を読み終えた人が考えてしまうテーマでしょうね。

 

映画化される内容、テーマが盛り込まれた作品

手に取るべし!

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